しまねこ軒
昭和のレトロな雰囲気といい、お店の名前といい映画のワンシーンに出てきそうな素朴で可愛いお店「しまねこ軒」。
目印はこの猫の看板。
ガラガラ~と硝子格子の戸を引くと、目の前には小さなショーケースに本日の惣菜が並んでいます。
お惣菜の献立は決まっているわけではなく、その日によって何が並ぶかはお楽しみ。
野菜たっぷりで薄味なものが中心、6~10品ほど。
お弁当は、その日の日替わり主菜のほかに副菜を選んで詰めてもらえるので、自分だけのお弁当が作れます。
量はちょいと少な目で女の子向きですね。
詰めてもらっている間、店内を見渡すと、いろんなところに猫の絵や小物が隠れています。
この猫アンプもかわいい・・・
カウンターの下の黒板にも猫が描かれているのですが、季節によって(もしかしたら気分なのかも)いろいろ変わります。
どんなものが描かれているのかは行ってみてのお楽しみ。
お会計を済ませ井の頭公園へ。歩いて5~6分くらいですかね。
この日は、こんな感じのお弁当に。
ちょっと豪華に人参サラダ(250円)も付けてみました。
大根、人参、ごぼうなどの根菜の煮物は懐かしい味。
さつまいもとかぼちゃのサラダには、アーモンドなどのナッツやレーズンなども入っていて楽しい味。
鶏肉とナスとピーマンの炒め物は絶品!
少し肌寒くなってきたけど、やっぱり外で食べるご飯は美味しいです。
今の季節なら公園の景色も最高ですし。
この日は、こんな感じ。
厚焼きオムレツを追加(+50円)してみました。
ポテトサラダにはゆで卵とブロッコリーが入っていて素朴。
鶏肉と春菊の卵とじもうす味で好きな味。
で、これなんだろう?甘くてとっても苦いんです。
サツマイモに苦味のあるカラメルソースを絡めてあるみたいですね。これは苦手な味でした・・・
これら惣菜は素朴なんですけど、ひとつひとつ丁寧に作られているなぁと感じます。
毎日食べても飽きないようになっているし、一人暮らしの方は重宝するんじゃないでしょうか。
Cafe 風
ふと思ったことがあります。
井の頭公園駅からまっすぐ進んでいくとどんな街並みなのだろう?
ずんずん進むと10分も経たないうちにT字路にぶつかってしまいました。
そう、この辺は入り組んでいるんです。細い路地がいっぱいあって、夕暮れどきに歩くと少しワクワクします。
適当に井の頭公園通りへ抜けて帰ろうとしたら、「Cafe」の文字が・・・
ど、どう見ても普通の家にしか見えないんですけど。
でも、このノボリを普通の家が立てるわけもないし。それにしてはやる気を感じられないし・・・
入ろうか入るまいかウロウロしていると、通りすがりの中学生が訝しそうに脇を歩いていきます( ̄□ ̄;)!!いかん、どうやらここは通学路のようで、このままでは不審者と通報されかねない。
ここは覚悟を決めて、いざ参らん!
ひー、この入口は絶対普通の家だよー!
カフェマニアの住人がカフェグッズを家の周りに飾り付けてるだけなんじゃないかという妄想めいた思考がグルグルと・・・
いやいや、普通の家が玄関開けっ放しの訳ないしと言い聞かせ、玄関で靴を脱いで
ごめんくださ~い、お邪魔しま~す
人の好さそうなおじ様が顔をのぞかせ、ニッコリ微笑みながら
「靴は脱がなくていいんですよ」と。
ああ良かった。カフェだった。先客が二組ほど。
靴を履き、窓際のカウンタ席へ。
リビングを改造したであろう店内は至って普通の喫茶店であります。
ビクビクしていた自分を恥じながら、メニューを見ると
パスタ、ピザ、ケーキなどの軽食に混じり、沖縄そばとか茶粥とかまであります。
店内もよくみると、なんだか沖縄テイストのものがいろいろ。
でも、店主が沖縄出身というわけではなく、単に好きだからだそうで・・・
沖縄そば食べようかとも思ったのですが、喫茶店で出す茶がゆってどんなものか興味があったので、それをお願いしました。
ちょいと時間かかりますよ~とのことなので、先に珈琲(ストロングブレンド)をいただくことに。
おう!久しぶりにここまで深い苦味のコーヒーを飲みました。
デミタスコーヒーかと思うほどです。
焙煎が深いのか、じっくり抽出したのかなどの違いは私には分かりませんが、とにかく苦かった・・・
でも酸味が全くなくて嫌いじゃないです。こーゆーのも。
お待たせしちゃって・・・と運ばれてきた茶粥がこれ。
めっちゃ本格的なんですけど!
期待以上のものが運ばれてきてテンション上がり気味。ふたをお~ぷ~ん
なかなかお茶が多め。もっとネットリしたものを想像していました。
これは美味しそう。
小皿に盛られているのがいろいろあって楽しいです。
ごま塩、梅干し、シジミの佃煮、塩昆布、野沢菜みたいなやつ、金山寺味噌。
いろんな味を愉しめるのは嬉しいですね。
特に美味しかったのは金山寺味噌!麹の粒々のなんと芳醇なことか。
いや~、気に入りました。
窓辺に写るのは下校中の中学生やら部活中の高校生やら、
まるで友人より先に友人宅にお邪魔してしまって、帰宅を待っているような気分になってしまう空間。
また来たいです。
道覚えてないけど・・・また辿り着いたら寄っちゃうと思います。
Kitchen たつや
見つけた~!
ずっと以前から耳にはしておりました、はい。お昼だけに現れるカレーのお弁当屋さんの存在を・・・
でも自分は見かけたことがなかったんです。そもそも、平日吉祥寺にいることなんて滅多にないし。
今日お昼前たまたま弁天通りを歩いていたら、高架下の郵便局の前で何やら準備しているじゃありませんか!
も、もしやと思い声をかけてみると
キターーーー♪ o(゚∀゚o) (o゚∀゚o) (o゚∀゚)o キターーーー♪
キッチン たつや
そーか、そんな名前だったのか・・・高円寺の「龍家」だったのか。
毎週水曜日のお昼だけ吉祥寺に来ているんだとか。
自分の古い情報では火・木だったので、どーりで見つからなかったわけだ・・・更に場所も変わっていたし。
他の日は別の場所を転々としているそうです。
詳しくはこちらの記事
見つけた!移動販売の本格カレー「kitchenたつや」@吉祥寺&三鷹 | リビングむさしのWeb
をご覧ください。
何はともあれ念願のメニューをみてみると、カレーだけではないようですね。
- 濃厚バターチキンカレー(700円)
- アメリカン海老カレー(700円)
- タコライス(650円)
- カレー2種(牛+鶏)合いがけ(850円)
全体としてはもっとあるそうで、その日の気分で持ってくるメニューを決めているんだとか。
お薦めを聞いてみると、海老カレーとのことなので、それをいただくことに。
トッピングに「ポテトサラダ」があったので、お願いすると、カレーは全品付いてますよ~と嬉しい回答。
何だか得した気分( ´艸`)
そんなに盛ってフタ閉められるの?と心配してしまうほど、たっぷり海老カレーを注いでくれます。
お金を払い、井の頭公園までお散歩しちゃいましょう。
今日はいい天気。先週末とは打って変ってポカポカ日和。
こんな日は外で食べたいですね。
ここは神田川源流・・・
初めて吉祥寺に来た方に説明すると皆さん驚きます。
吉祥寺に神田川という響きと、駅近くにこんな自然があることに。
井の頭公園というと、七井橋のかかっている井の頭池がポピュラーですが
自分はそこから外れた神田川の流れる公園が好きです。あまり人が多くなく一人でボーっとするにはもってこいの場所。
ベンチに座り、いただきまっす!
竹内さん曰く、ドバーっとカレーをかけずに食べる分だけカレーをすくって食べるべし、とのこと。
というか、そもそもご飯タップリすぎてドバーっとなんてできまへんがな(⌒-⌒; )
カレーはスープカレーのごとし。サラサラっとご飯にかけて一口頬張る。
おー海老の香りが強い!
こりゃ海老好きにはタマらんでしょう。ちょいと苦味を感じるほど海老の旨味が溶け込んでます。
もう一つの楽しみだったポテサラはホンノリ色が付いています。ポテサラと聞いてなければツナに間違えてしまいそうな色。
あぁ優しいお味。これまたウンマイ!カレーと一緒に食べても美味しい。
うっ、ここで海老の写真撮り忘れていることに気付きました・・・すんません。
小ぶりの海老ちゃんが5~6尾入っていたかと。
一気に食べて、ごちそうさまでした!
こんどは、牛すじカレーか豚の角煮カレーが食べたいなぁ。
でも水曜だけとなると、今度食べられるのはいつになってしまうことやら。
このワゴンで販売してみたいそうです。
そしたら目立つだろうなぁ~、これでやってくる日が楽しみ♪
ゆっくり腰をあげ、おもむろに思い出ベンチに書かれていることを読んでみると
ありがとう、今はゆっくり休もう・・・
Kitchen たつや (弁当 / 吉祥寺駅、井の頭公園駅)
吉祥寺焙煎 Sepia Coffee
ここのところ、セピアコーヒーでブレンドされたコーヒー豆を買っています。
ストレートとかシングルオリジンなどいうものが流行っていますが、うちはイイとこどりしたブレンドがやっぱり好きなんです。お店の色が出るのも楽しいですし。
で、つい最近知ったのですが、ランチメニューに「さんが焼き」が載っていました。
千葉出身者としては見逃せない一品じゃないですか!!ということで、遅ればせながら頂いてみました。
さんが焼きとは・・・
南房総の漁師料理で、一言で言えば「なめろう焼き」のこと。
アジ、イワシ、サンマなどの魚に薬味や味噌といっしょに粘りが出るまで細かく叩いた「なめろう」を焼いたものです。
漁師が山へ仕事に行くとき、山小屋で蒸したり焼いたりして食べたことから「山家焼き」と呼ばれています。
早速、さんが焼きサンドと明太バターバケットを注文しテラス席へ。
これからはテラスは無理ですね・・・本当に寒くなってきました。今年の秋は短い・・・なんて話していると食事が運ばれてきました。
ほう、なかなかのボリューム。
見た目は固そうなのですが、ふんわりとした焼き加減。アジの香りが食欲を煽ります。
これは美味しい。よく叩かないとこの食感と香りは出ません。
あっと言う間にペロリ。
となりで物欲しそうにしていると、ひとつ分けてくれました。
あぁ、明太子ペーストとパンって、どうしてこんなに相性がいいんでしょう・・・
ここにお味噌汁があったら言うことなし!
パンとお味噌汁って最高のコンビだと思うんですけど、そんなメニューを提供してくれるお店ってないんですよね~。
そして、このコーヒーゼリーが絶品。
この苦味はコーヒー専門店じゃないと出せないですよね~。
今度、こちらの水出しコーヒーも飲んでみたいなぁ。
2011/11/5 訪問
今日は五日市街道沿いの勝又木材店前で収穫祭なるものが催されていたので五日市街道をブラブラしていたら、横目にお店を発見。
こちらは改築中のマンションの1階にあるコーヒー屋さんでした。
某有名ホテルの専属焙煎師だった方がやっているお店らしいです・・・
折角なのでちょいと休憩がてらに立ち寄ってみました。
なんだか、いかつい焙煎マシーンが置いてあります。初めてみました。めちゃ高そう・・・
さて、
コーヒーしかないのかと思ったら軽食も出してくれるようなので、↓を注文。
- チーズケーキセット(500円位)
- たらもサンドセット(580円)
安い!これなら気軽に立ち寄れますね。
お天気はドンヨリだったけど、結構暖かかったのでテラス席を陣取りました。
こちらは場所が住宅街に近いためか近所の方が、よく来るようですね。
みなさん気さくにお店の方に挨拶していきます。
コーヒーはモカ系のブレンドでしょうか。酸味が心地よいです。
お料理は見た目GOOD!盛り付け美しいです。味も悪くないです。
サンドセットに付いてきたコーヒーゼリーは間違いなく美味いっ!
チーズケーキは食べてないので分かりませんが、食した妻が文句を言っていなかったので、及第点でしょう。
焙煎した豆も売ってくれるようなので興味のある方は訪れてみてはいかが?
藁う鴨ニハ福来ル
「がちゃがちゃ」、「もも吉」などを手掛けるGood FatがOtotoの跡地に10月あたま鴨しゃぶ屋さんをオープン!
一度聞いたら忘れないオヤジギャグのようなインパクトのある店名。
そろそろオープン時のゴタゴタも落ち着いているだろうと思い、お邪魔してみました。
週末の宵の口、店内に入ると既にお客さんでいっぱい。
立ち飲み席なら案内できるとのことなので通されるままに。
人気あるんですね~。
着席したければ、予約した方が無難です。
鰻の寝床のように細長い店内は手前が立ち飲み席、奥がコの字のカウンターになっています。
立ち飲み席の間が通路になっていて、店員さんだけでなく皆ここを通ります。
ここを通るときは、お相撲さんのように手刀を切りながら通らないといけません。(うそです)
ここを通ると立ち飲みしているお客さんから拍手で迎えられます。(うそじゃなかったりします)
地下にも席があり座敷などもあります。3名以上の場合はそちらへ通されるようですね。
メニューを見せてもらおうしたら
引き出しからどうぞとの返事。箸や小皿なども立ち飲みカウンタに付いている引き出しに揃っています。
一品料理は12~3品ほど。いくつかお願いしてみまひょ。
まずは鴨みそチーズとカマンベール。
鴨みそチーズは濃厚。お酒の充てにお薦めの一品。
藁を使ってスモークしたカマンベールは、やっぱり香りが美味い!温めてあるのでトロ~リ食感。
豚肉と豆の白煮込みは、ヒヨコ豆やらインゲン豆やら小っちゃいのやら豆沢山。
豆好きの妻が注文、豆好かん自分は豚肉だけいただいちゃいました。
鴨つくねのキツネ焼きはキツネ色に焼いたものかと思ったら油揚げでつくねを包んで焼いたものでした。
固めのツクネだったので、あまり好みじゃなかったです。
ここで、赤ワインをお願いすると・・・
ワインが湯呑みで出されたのは初めてです。
秩父で作られたワインだそうで。和の雰囲気を出すために磁器に注いで提供しているとのこと。
言われてみると、かかっている曲も全て国内アーティストのものばっかり。
モンゴル800、EGO-WRAPPIN’、椎名林檎・・・選曲がお店のテイストにピッタリ。
さて、そろそろメインと参りましょう。
ここへ来たなら「藁焼き鴨しゃぶ」を食べないと!
藁(わら)を使って一気に炙ることで素材の味を活かしつつ、燻製のような深みが得られるというのが売りです。
これで一人前。
- 京鴨ロース肉
- 京鴨もも肉
- 京鴨つくね
- 白根深ネギ
- 青九条ネギ
鴨しゃぶは、どうやって食べたらいいですか?
と尋ねると、「上の歯と下の歯を使って食べてください」と懇切丁寧に教えてくれる店長のテリーさん。
とっても愛嬌があって、終始冗談かましてお客さんを和ませてくれます。
笑いの絶えない楽しいお店
まずは七福醸造の有機白醤油を使ったダシ汁へつくねを投入。
少しつくねから旨みが出たところでシャキシャキの青ネギと白ネギをバサッと数秒くぐらせます。
これに特製の黒胡椒をパパッとかけてまずは一口。
ネギうんまい!
この黒コショウがいい仕事してくれちゃってます。
カンボジアで倉田さんという方が作っている一品だそうで。その名も「KURATA PEPPER」。
期待が高まってきたところで、藁焼き鴨をくぐらせ一口。
鴨うんまい!
山椒とうがらしを付ければ藁鴨のスモークの香りと実山椒の風味、そしてピリリとした辛みが相性抜群。
鴨とネギを一緒に食べると、これまたうんまい!
鴨はやっぱりネギを背負って来なきゃね!
あまりの美味しさに、思わずお替りしちゃいました。
ここで、
鴨の旨みが凝縮されているだし汁で雑炊にしましょう。
その場で全部調理してくれます。
見てるだけで、もう美味しい。
こちらには京都の老舗から取り寄せている黒七味が合います。
はぁ~満足。もう食べれません・・・
と言いながら、一品だけあるデザートを食べてしまうイケない二人。
何気なく頼んだこれ。
小豆のアイスとクリームチーズ・・・この組み合わせ絶妙!うまー!ごちそうさまー!
食後のお茶を飲みながら会計を待っていると、会員証くれました。
鴨しゃぶは一般価格2500円なんですけど、この会員証があるといつでも同席した人全員1500円で食べられるらしいです。
もちろん年会費とかは無く、美味しかったと言ってくれたお客に渡しているそうな。
え?それってつまり1500円が通常価格なのでは? なんて野暮なことは口にしちゃあいけないシステム・・・( ´艸`)
艮珈琲店(うしとら)
青森からはるばるシングルオリジンコーヒー専門店「艮珈琲店」(うしとらこーひーてん)が、自家焙煎の豆やミル、自作のスタンドなどを持参して吉祥寺にまたやってきました。
4月に行われた時には100人ほど訪れ、完売してしまったとのことなので午前中狙いで行ってきましたよ~。
場所は井の頭公園通りにある場所#4、通称「イノヨン」のシェアキッチン。
ここイノヨンでは公共的な居場所の創出を目的として様々な活動やイベントを行っています。
コーヒーだけでは、ちと寂しいかな・・・と思い、近くにある「ボワ・ドゥ・シュークル」に寄り道してから、いよいよ念願のウシトラへ!
午前中からすでにお客さんが絶えません・・・
たまたま通りかかった方も足を止め、興味深そうにシングルオリジンのコーヒーについて聞いています。
今回のラインナップは↓の3つ。
- ブラジル/トミオフクダ DOT
- ドミニカ/AA バラオナ
- イエメン/アラビアン イスマイリ
そして今回はコーヒーだけでなく、りんごジュースも。もちろんシングルオリジンにこだわっています。
- ふじ 弘前市高杉 トノサキ農園
- 王林 弘前市高杉 トノサキ農園
- 紅玉 弘前市貝沢 三上農園
イエメンの豆はちょっと小ぶり。モカとのことですが最も原種に近いコーヒーとの説明を受け、その希少なイエメン(500円)を注文してみました。
妻はドミニカ(450円)をチョイス。
ペーパーでドリップしてもらうと、辺りに珈琲のいい香りが立ち込めます。
2階のオープンライブラリもご自由に・・・ということなので、座っていただくことに。
イエメンを一口。
ほう、コーヒーというよりはお茶という印象。
モカの酸味はあまり感じず、ほんのり甘くフルーティー。
深煎りが好きな方には、かなり物足りないかも知れませんが、逆にコーヒーが苦手な方に是非飲んでもらいたい一品。
ドミニカも一口。
こちらは甘め。苦味は感じられず、ストロングなものをよく注文する自分としては、ちょい物足りないテイスト。
シングルオリジンのコーヒーはコーヒー豆の違いを感じられるようにあまり焙煎しないので、酸味が強いという印象があるのですが
どちらのコーヒーも酸味はなく香りはフルーティーという、酸っぱいコーヒーがあまり好きではない自分には嬉しいコーヒーでした。
このコーヒー飲みたかったぁ!!
というシングルオリジンファンはオンライン販売もしているので、試してみてはいかがでしょう。
ボア・ドゥ・シュークル
井の頭公園を抜けると井の頭通りというのがあって、色んなお店が立ち並んでいます。
10月最後の日、艮珈琲店がまた帰ってくるよ~という噂を聞き、早速立ち寄ってみることに・・・
でも、その前にコーヒーにピッタリなものがないかなぁとこちらに寄り道。
昔は「ROOM-1022」、その後「ハラバシ」になり、今はマカロン屋さん。外観はその頃からほとんど変わらずシンプルながらオシャレな佇まい。
Bois de Sucreとはフランス語で「お砂糖の森」。
そんな甘~い店内にはクッキーやマカロン、フィナンシェ、メレンゲなど色とりどりのスイーツがいっぱいです。
焼き菓子屋さんと聞いていたけど、今の季節は1日1種の個数限定でチーズケーキがありました。
本日のケーキは「バナナチーズケーキ」。
はい、これまず決定!
限定と言われちゃったら買わないわけには参りませぬ。
そして今日はハロウィンでしたね。
可愛いお化けベイビーズとハロウィンの仲間たちが並んでいます。
おばけ達はまだベイビーなので、コウモリさんに驚いちゃうって設定なんだとか(≧ω≦)
それぞれ1つずつ頂きまひょ。
いろいろ買ったので1600円オーバー(⌒-⌒; )、
これらを詰めてもらって、艮珈琲店へGO!
まずは砂糖の森のくまさん、いただきまっす!
ひと口食べて、奥さんと顔を見合わせちゃいました。
お、美味しい~!
自分のマカロンのイメージって、「噛み応えのある生地にヌガーのような粘りの強いクリームを挟んだもの」、更に「歯にくっ付いて食べづらいもの」なので自分のスイーツランキングでは下の方に位置するものなんです(マカロン好きな方には張り倒されそうですが)。
じゃあ、何故買う?と問われれば、単に色がキレイとかカワイイから・・・だったりします(⌒-⌒; )。
でも今日知りました。
美味しいマカロンに出会ってなかっただけなんだと。
周りはホロリというかふんわりしていて、クリームがシッとりベトつかず、クリームと生地の甘さのバランスがとってもいいんです。
とっても甘いのにクドさがないので、食べるのがやめられない・・・
2種類買ったのですが
白いくまさんがストロベリークリーム、茶色のくまさんがチョコレートクリーム。
このガナッシュをサンドしたマカロンは間違いなく今まで食べたもので一番好きです。
で、もっと驚いたのはアイシングクッキー!
アイシングは絵を書くためってイメージでした。
デコレーションとして花を添えるためなので、高い割には決して美味しいもんじゃないと。
この美味しさ、期待していなかっただけに衝撃に近いです・・・
程よい固さ、そして甘さ、舌の上でスーっと溶ける感じが気に入りました。
これは贈り物のワンポイントとしても重宝しそう。
ひとつふたつ添えるだけで花がありますよね。しかも美味しいなんてサイコー。
あ、ベイクドチーズケーキは普通でした・・・
こちらのお店にChillのカードが置いてありました。
何で焼き菓子屋さんのカウンタにワインとタパスのお店を紹介しているのだろう?
と思い伺ったところ、コラボメニューをやっているそうです。
「フォアグラマカロン」
ボア・ドゥ・シュークルのマカロンにキャラメリゼしたフォアグラをサンドした贅沢な一品。赤ワインに良く合うそうで。
ちと食べてみたいです。久しぶりに行ってみようかな。
(2015/12/22 追記:忘年会をChillでやり、念願叶って食べることができました~。レビューはこちら)
ここね
中道通りをひたすらテクテク、成蹊通りを超え三鷹と吉祥寺の中間くらいにある小さなパン屋さん。
住宅街にポツネンとあります。
ずっと、子ねこのパン屋さんだと思っていたのですが(^_^;)、「ここね」だったんですね。
3人も入ったら身動きが取れないくらいの店内には、ひとつひとつ丁寧にラッピングされたパンたちがキレイに並んでいます。
今日のお目当ては
吉祥寺ねこ祭りのサイトで紹介されていた大きいねこパン。
でも、陳列されているはずの棚には「完売しました」の悲しい札が( ̄□ ̄;)!!
まだお昼過ぎなんですけど・・・
そう、ここは地元の方に愛されている天然酵母の人気パン屋さん。
早々に完売してしまうんだとか。
無念…_| ̄|○
こちらは、火、金、土しか営業しておらず
しかも「大きいねこパン」の販売はねこ祭りの終了と同じく10/31まで。
最終日の土曜日に賭けるか迷いましたが
さいわい、腹黒いねこパンが、いくつか残っていました。
よかよか、これでよかよ。大きくなくったっていいんだよ。
ついでに気になったクッキーと妻へのお土産にデーツのパンなんぞも買ってみました。
さてさて、一体どれほど腹黒いのか見てみようじゃありませんか。
ふふふ・・・
まだまだ世間知らずのようです。
ほんのりチョコレート色。社会の荒波にもまれていない甘い味。
おいちい。
種子島産のサトウキビから作られた粗糖(甘庶分蜜糖)を使ったクッキーは、甘さ控えめザックザクの歯応えがとても楽しいです。
クッキーというよりイタリアの焼き菓子ビスコッティ。でもそれほど固くなく、ボロりとしていて食べやすいんです。
この食感はコーヒーのお供に最適ですね。
デーツのパンはハード系。
噛みしめると小麦の香りが感じられるパンです。
妻曰く、もっと固い方が好きとの感想でしたが、自分には十分過ぎるほど固いっす。
そもそもハードなパンは苦手。フンワリしたパンが好きです。
「そんなこと言う奴は、パン好きにあらず」と言われちゃうんですけどね。
はい、仰るとおり、実際パンより米が好きです(⌒-⌒; )
「ここね」は北海道産小麦をはじめ、種子島の粗糖や生活クラブ生協の素材などを使った手作りパン屋さん。
手作りパンの素朴さと、ベーカリーの品質のふたつを持ち合わせているのが魅力的ですね。
パン好きの方は一度は訪れてみて欲しいベーカリーです。
そして、こちらに何度も伺う可能性があるならば
是非マイバッグを持参してくださいね。
マイバッグ持参していないとポイントカードがもらえませんので。
このカードが、またカワイイんです。まるで絵本のよう!
イラストレーターでもあるスタッフの方がデザインされているそうで、看板の絵が気に入った方はもらわなきゃ損ですよ~。
粉をこねるので(粉)ここね、
お店を見つけてここね、
美味しいパン屋さんはここね、
そんな風に親しまれるお店になれるように
という願いが込められている店名。
今では『こねこのパン屋さん』なんて呼ばれたりして・・・
2011年に閉店してしまった「ワーカーズ・コレクティブ欅(けやき)パンの家」の想いが、ここに引き継がれています。