ここね

ここね

100%

駅から徒歩

15 min

腹黒な子ネコのパンって・・・

中道通りの更に奥 JR吉祥寺駅北口

中道通りをひたすらテクテク、成蹊通りを超え三鷹と吉祥寺の中間くらいにある小さなパン屋さん。
住宅街にポツネンとあります。
ずっと、子ねこのパン屋さんだと思っていたのですが(^_^;)、「ここね」だったんですね。

ここね_外観

3人も入ったら身動きが取れないくらいの店内には、ひとつひとつ丁寧にラッピングされたパンたちがキレイに並んでいます。

ここね_外観2

今日のお目当ては
吉祥寺ねこ祭りのサイトで紹介されていた大きいねこパン
でも、陳列されているはずの棚には「完売しました」の悲しい札が( ̄□ ̄;)!!

まだお昼過ぎなんですけど・・・

そう、ここは地元の方に愛されている天然酵母の人気パン屋さん。
早々に完売してしまうんだとか。

無念…_| ̄|○

ここね_看板

こちらは、火、金、土しか営業しておらず
しかも「大きいねこパン」の販売はねこ祭りの終了と同じく10/31まで。
最終日の土曜日に賭けるか迷いましたが
さいわい、腹黒いねこパンが、いくつか残っていました。
よかよか、これでよかよ。大きくなくったっていいんだよ。
ついでに気になったクッキーと妻へのお土産にデーツのパンなんぞも買ってみました。

ここね_黒猫2

さてさて、一体どれほど腹黒いのか見てみようじゃありませんか。

ここね_黒猫の中身

ふふふ・・・
まだまだ世間知らずのようです。
ほんのりチョコレート色。社会の荒波にもまれていない甘い味。
おいちい。

種子島産のサトウキビから作られた粗糖(甘庶分蜜糖)を使ったクッキーは、甘さ控えめザックザクの歯応えがとても楽しいです。
クッキーというよりイタリアの焼き菓子ビスコッティ。でもそれほど固くなく、ボロりとしていて食べやすいんです。
この食感はコーヒーのお供に最適ですね。

デーツのパンはハード系。
噛みしめると小麦の香りが感じられるパンです。
妻曰く、もっと固い方が好きとの感想でしたが、自分には十分過ぎるほど固いっす。
そもそもハードなパンは苦手。フンワリしたパンが好きです。
「そんなこと言う奴は、パン好きにあらず」と言われちゃうんですけどね。
はい、仰るとおり、実際パンより米が好きです(⌒-⌒; )

「ここね」は北海道産小麦をはじめ、種子島の粗糖や生活クラブ生協の素材などを使った手作りパン屋さん。
手作りパンの素朴さと、ベーカリーの品質のふたつを持ち合わせているのが魅力的ですね。
パン好きの方は一度は訪れてみて欲しいベーカリーです。

そして、こちらに何度も伺う可能性があるならば
是非マイバッグを持参してくださいね。
マイバッグ持参していないとポイントカードがもらえませんので。
このカードが、またカワイイんです。まるで絵本のよう!
イラストレーターでもあるスタッフの方がデザインされているそうで、看板の絵が気に入った方はもらわなきゃ損ですよ~。


粉をこねるので(粉)ここね、
お店を見つけてここね、
美味しいパン屋さんはここね、
そんな風に親しまれるお店になれるように
という願いが込められている店名。
今では『こねこのパン屋さん』なんて呼ばれたりして・・・
2011年に閉店してしまった「ワーカーズ・コレクティブ欅(けやき)パンの家」の想いが、ここに引き継がれています。


ここねパン / 三鷹駅

昼総合点★★★☆☆ 3.8

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