もがめ食堂
お酒を飲んだあと、うどんで〆ができるお店があることは以前から知ってはいたのですが、
週末の夜だけしかやっていないらしい・・・とのことだったので
ほとんどお酒も飲まないし、週末はランチしか外で食べない自分としては行く機会がなかったんです。
そしたら、最近ランチ始めたらしいよ!と嬉しい情報が。
こりゃ行ってみるしかあんめぇとノコノコやって参りました。
場所はサンロード。「CoCo壱番屋」の向かい、「鶏唐やまをんち」が入っているビルの1階です。
今まで何度となく歩いている場所ですが、ここだったとは全く気付きませんでした。
看板も奥まったところにこんな具合・・・
奥ゆかしいにも程があります。
さらに奥の階段をおりると謎のポスター・・・ミッキーとドナルドに連れられた泣き顔の少女。
シュールすぎます。
どんなテイストのお店なのだろうと、おそるおそる店内に入ると8席ほどのカウンターのみのこじんまりとした空間。
アットホームな香りに包まれています。
この雰囲気をつくっているのは、お客さんと明るい笑顔で接している彼女の存在なのでしょうね。
それにしても男性が切り盛りしている居酒屋っぽい店内だったので、ちょいと意外に感じましたが、伺うと夜は「もがめ酒場」に切り替わるんだとか。
なるほど、そちらが男性で本来の店主なのでしょう。
あ、ちなみに夜のうどんはしばらくお休みなんだとか。なので名前も「もがめUDON酒場」ではなく「もがめ酒場」に。
メニューを見ると8種類ほどの定食が用意されています。
値段は650~1280円。
この日の日替わり定食(900円)は2種類あるとのことなので、それぞれいただくことに。
最初は「牛ごぼう」。
メインの牛ゴボウの他に手作り小鉢が4つも!
こーいうのアガルわ~!小鉢好きにはタマラんですね~!!
がっつり1品ドーンというのも悪くはないけど、チビっとずついろんなもの食べるのって楽しいんですよね。
ビュッフェとかでも、一口ずつ全品食べちゃう質です。そんで美味しかったベスト3をこんもり盛って食べるのが好きっ。
嬉しいのは100円追加すれば、小鉢をどんどん追加できるところ。
明太子の小鉢にカナ~り魅力を感じましたが、そんなに食べれなそうなのでここは我慢。
メインの牛ごぼう(漢字で書くとややこしや牛牛蒡)美味しく炊けてます。
居酒屋でありがちな濃い目じゃなく、家庭的なお味。一味をかければ幸せの香りが漂います。
4品ある小鉢のうち、一番美味しかったのはこれ。
カボチャとタマゴってこんなにも相性がいいんですね。
食欲がかきたてられます。
そんでもって、ご飯が美味い!少し柔らかめに炊いてあって自分の好みにドンピシャ!
珍しくお替りしちゃいました。
お次が「鶏と秋野菜の香味醤油」。
秋ナス、とろナス、カボチャ、しいたけ、甘長とうがらしに香味醤油が絡んでごはん進みます!
カボチャは少し固めに炊かれていてホクホク感が楽しめます。
お味噌汁も煮干しの香りがいいですね。
いや~大満足。
16時までランチ営業してくれているのもありがたいです。
週末、西友で買い物した帰りとか、ふらりと寄るに丁度いいですね。また来たいです。
家庭の味に飢えている学生さんや独身サラリーマンにも絶対お薦め。
男性も女性も一人で入りやすい雰囲気ですしね。
スパ吉
先日、ポルポで久しぶりに生パスタを食べたんですが、生パスタのモッチモチ魅力にヤラれてしまい、また食べたくなってしまいました。
吉祥寺で生パスタといえば、真っ先に思いつくのがこちらですよね。
でもね~、いつ行っても混んでて週末ともなると行列ができちゃうんです。食べるのに並ぶのが苦手なんでかな~りご無沙汰しとります。
今日は平日と言えども金曜日の夜。かなり混んでいることが予想されますが、生パスタを食べたい衝動には勝てずハーモニカ横丁へとやってまいりました。
店先までくると、おやおや珍しく空いてます!ラッキー!
店頭ではスタッフのお兄さんが生パスタをチョキチョキしてました。
こーいうの大好き。撮ってもいいよとのことだったので、すかさず動画ボタンをポチッとな。
https://youtu.be/chAccJyAZPU
このリングイネのような少し平たい形状の自家製パスタが提供されるんですね~。
いつまでも店頭をウロウロしていると邪魔なのでさっそく店内の2人席へと。
いや~嬉しい限り。最近は少し人気が落ちてきたのかな?なんて思ったのも束の間、続々とお客さんが流れ込んでまいりました。
いいタイミングで入店したみたいです。
こちらのお薦めは何といっても極旨ミートソース。
おいしい食べ方まで示されています。
さっそく注文してみまひょ。それにしてもスタッフの方の対応が素早くて驚きます。
忙しいはずなのにそれをあまり感じさせません。見ていて気持ちいいですね。
じゃーん!すぐに運ばれてきました。
ミートソースの上に乗っているのは追加トッピングしたモッツアレラチーズです。
ここに、さらに粉チーズをバッサバサと。
ここですぐに食べてはいけません。チーズとミートソースとパスタをよく絡めながら混ぜまぜマゼまぜ・・・
チーズがトロりんとしてきたら食べ頃ですね。
テーブルに置いてある「おいしい食べ方」には、まずパスタとミートソースをよく混ぜてからチーズを振り掛けろと指示がありますが、自分は先にチーズを掛けてから混ぜた方が好きです。
と、ミートソースを推しているように書きましたが、実は言うほど美味しいかな~なんて感じてます(⌒-⌒; )
ミートソースより美味いと感じているのがこちら。
カルボナーラです。
カルボナーラといえば、生クリームと卵、トッピングには卵黄というのが定番ですが、スパ吉のはちょいと変ったテイスト。
何より目を引くのが「清水屋」のキムチがトッピングされているんです。
清水屋といえば戦後からここで商売を続け今では親子三代でお店をきりもりしている漬物屋さん。最近では漬物Barなんてのも始めて人気がありますよね。
ハーモニカ横丁内のお店同士がこんな風にコラボしてくれるとお客としては2店の味を同時に楽しめてお得感があり嬉しいです。
カルボナーラにキムチ・・・一体どんな味になるんだろうって思っちゃいますが散らしてある焼きのりがいい仕事をしてるんですよ。
卵とホワイトソースだけだと濃厚すぎてオジサンには敬遠されがちですが、キムチの酸味がさっぱり感を演出してくれ食べやすく、焼きのりの香りが食欲をかきたてちゃいます。
でっかいキクラゲがボワンボワンとたっぷり入っていて食感も楽しいですね。
毎度ミートソースばかり食べて、ちょっぴり飽きてきちゃったなぁという方には絶対お薦めの一品です。
もちろん、初めてスパ吉にいらっしゃる方はミートソース食べなきゃ損ですよ~。
ちょいとオシャレに食べたい方は姉妹店の「ヒラタパスタ」がお薦めです。こちらは生パスタではありませんが、フィットチーネのような平べったいパスタがイイ感じです。
POLPO 吉祥寺 Seafood Market
吉祥寺秋祭りの真っ最中。セイヤっ!せいやッ!とお神輿を担ぐ威勢のいい掛け声がいたるところから。
そんな活気でいっぱいの吉祥寺に昨日グランドオープンしたのがシーフードイタリアンのポルポ。
場所は吉祥寺通り沿いの「八十八夜」が入っているビルの地下。「心」というスープカレー屋さん跡地です。
店内に入ると、テーブルや椅子は変っているものの内装は前店の居抜き。
店内にはキューバ音楽が流れており、ラテンの明るい雰囲気に。
この一段下がった空間は結構好きなんですよね。
一番端っこの席を陣取ってさっそくメニューを拝見。
ランチは生パスタ4種類で勝負のようです。
- 魚介のラグーパスタ
- アサリとイカのトマトスープパスタ
- ボンゴレビアンコ(+300円)
- ペスカトーレ(+500円)
サラダビュッフェが付いて980円とお手頃価格。
店名の「ポルポ」はイタリア語で「タコ」のことなのでタコメニューがあるかと思っていましたが、特にタコを推しているわけではないようですね。
とりあえずいろんなものを食べてみようということでトマトスープ以外の3品を選んでみました。
更にドリンクがオープン記念価格の150円だったのでついでに。
まずはパスタが運ばれてくるまでサラダをいただきましょう!
6~7種類ほどでしょうか。
もう少し見栄えよくレイアウトするとウケがいいかなぁ~なんて感じました。
ドレッシングはシーザーとエンドウ豆なり。
モシャモシャしているとさっそくパスタが運ばれてきました。
まずは「魚介のラグーパスタ」。
パスタはもっちり!アルデンテとか苦手なので生パスタは好きなんです。
お味は何だろう不思議な味。ボキャブラリーが無いのでうまく表現できないんですけど、なんぞのスパイスかハーブが効いているようで、その味一色という感じ。もっと魚介を感じたいなぁなんて思いました。
お次は「ボンゴレビアンコ」。
しらすとあさり、大葉がトッピングされています。
貝が入ると、ソースがいい味になりますね。箸が用意されているのも高感度。
パスタなれどズズズーっといただいちゃいます。
最後が「ペスカトーレ」。
ムール貝うまし。プラス500円なだけあって、これが一番美味しい!
うんこれ、バケットにソースを付けて食べたいな~。
ランチのメニューにバケット追加してくれたら嬉しいな~。
でもパスタにバケット頼む人なんて滅多に居なさそうだから無理だな~。
吉祥寺で千円未満でランチが頂けるのは嬉しいですね。
夜のおつまみメニューもお手頃価格なので、ブラりと寄るには丁度いいかも。
ちょっと気になったのは、
サラダビュッフェがどこにあるのか、テーブル会計であることなど、ちょっとした案内をしていただけると嬉しいですね。
卓上のメニューを読めば分かることですが、さりげない気遣いって大事だと思うんです。
まだオープンしたばかり、これからよりよいお店になってくれることを期待してます。
この場所もプチロードの鬼門の場所ほどじゃあないですが、なかなかお店が定着しないところなので頑張ってほしいです。
CRUST
先月末、イルカッフェがあるビルの2階にピザ屋さんがオープン。
ここ第一ホテル裏付近のお店って雰囲気のいいお店が多くなりましたね。
こちらもいい感じに仕上がってます。
扉をあけるとスタイリッシュな空間が広がっています。
正面奥の壁際にカウンター席があり、あとは窓際がテーブル席となっているだけなんですけど意外に広く感じます。
さて、こちらも先週いったカレー屋さんと同じく自分好みにオーダーするシステムとなっています。
まずは、生地を以下の3種類から。
- ナポリ :ふわふわモッチリ
- クリスピー:さくさくパリパリ
- チーズイン:ミミの中にとろ~りチーズ
お次はベースとなるピッツアを選びます。
マルゲリータやビスマルクなどのトマトベースが10種類、バンビーナなどのチーズベースが10種類。
チーズベースを選んだ場合、チーズの種類も8種類から選べます。
最後にトッピングを。
選べるのは30種類ほど。100円~200円の追加となります。
どれを選んだらいいか迷っちゃう!
という方は、スタッフお薦めがいくつかあるのでそちらをチョイスするのもいいかも。
それにしても
ベースとなるピザ(あ、ピッツアと言わんとダメか)ですが、こんな風にいろんな呼び名があったなんて知らなんだ。
さすがに「マルゲリータ」は知ってたけど、他のはほとんど知らず・・・
まあ、メニューに絵と具材が表記されているので知らなくても全然かまわないんだけど、
ナス好きなので揚げナスの入った「メランザーネ」は覚えておこう!
注文後、ドリンクを戴いている間にオープンキッチンでは調理が始まっています。
まんまる膨らんだ生地を伸ばしてトッピングを散りばめ釜へ。
作っているところを見るのはホンっと楽しい!じっくりガン見できるのはオープンキッチンならではですね。
撮影カモーンだったので、お言葉に甘えて動画なんぞも撮ってみました。
フレームレート60Hzで撮ったらYouTubeへのアップロードがコケてしまったので、Vimeoにアップしてみました。
ちゃんと見れるかしら・・・
焼きあがるまでしばらくかかるのかと思ったら、あっと言う間に焼き上がり。
アツアツで運ばれてきたのは、ナポリ生地のメランザーネ。
チーズに揚げ茄子とバジル。
うっ!バジル少なっ( ̄Д ̄;)!!
追加トッピングありきなのだろうか・・・と疑ってしまうほど。
でも「CRUST」と生地ありきの店名なだけあって、ふわふわナポリ生地が美味しい!
ふわりとしているだけでなくモチモチした食感がとっても楽しいですね。
1人で1枚ちょうどいいサイズ。
お次は、クリスピー生地のビアンカネーヴェ。
チーズにルッコラとプロシュート。
チーズはゴルゴンゾーラにしてみました。
おう!
こちらはルッコラいっぱい!生ハムもイパーイ(≧ω≦)!!
ゴルゴンゾーラにして大正解!
ルッコラのゴマのような強い香りに負けないゴルゴンゾーラの香りが相まっていい感じ。
追加トッピングにハチミツとかあったら嬉しいかも。
まだお腹に余裕があったので
デザートも頼んでみました。
あい、定番クリームブリュレ。
キャラメルを砕きながら、とろりんカスタードクリームをパクリっ!
お次も定番ティラミス。
はぁ~うみゃ~!
お酒に疎いので分からんですが、マスカルポーネの下に敷いてある紹興酒のような香りのスポンジのところがめっちゃ美味いっす。
いまは丁度キャンペーン中のようで
店内で撮った写真をFaceBookやTwitter、Instagramなどに「#CRUST」のハッシュタグを付けて投稿すれば
ドリンク1杯まで無料にしてくれますよ~。
Rojiura Curry SAMURAI.吉祥寺店
27年間地元の方に愛され続けてきたフレンチレストラン「マリアージュ」の跡地にスープカレー屋さんがオープンしました。
お店はカレー激戦区でも人気を誇っている「路地裏カリィ侍.」。
さむらい.とか微妙なネーミングに野暮ったいイメージを抱いていましたが、アンティーク調な雰囲気がセンスの良さを感じさせます。
訪れたのは台風10号が接近しつつある日曜のお昼どき。
店内のテーブル席はほぼ満席。空いているのは座敷と外のテラスのみ。
少し待てば席が空くとのことでしたが、日差しも強くないので外でいただくことに。
着席してメニューを見てみると・・・
なんだか、いろいろ自分で選ぶシステムのようです。
最近こーいうお店が流行ってますね。優柔不断な自分にはツライところですが、好みの一品を見つける楽しみがあります。
まずはカレーの種類を選びます。
チキン、野菜、豚の角煮が軸になっています。
一番目を引くのは何と言っても「野菜20品目」でしょう。
季節ごとに届く北海道各地の契約農家の野菜を中心に選ばれし品だそうで。なかなか魅力的。
次にスープの種類を選びます。
レギュラー、マイルド、ココナッツ、マイルドココナッツの4種類。
ココナッツが入るとプラス100円となります。
そして辛さ。
0~10の段階から選びます。
0は辛みなし、1が普通、4までは無料でそれ以降1段階上がる度に50円増しとなります。
最後はライスを。
ライスなし~LL(500g)の6段階。
ここで嬉しいのはS(120g)から30円引きになり、ライスなしで80円引き。
ライスを減らしても金額据え置きのお店が多い中、最大80円も引いちゃうところがかなり良心的。
今日は4人でランチだったので
できるだけバラエティーに注文してみんなで食べ比べしてみよう!
ということで、↓こんな感じに。ちなみにライスは全員Mサイズを。
- チキンと一日分の野菜20種、レギュラースープ、辛さ4
- 豚の角煮と野菜、マイルドスープ、辛さ3
- ひき肉温玉納豆と野菜、レギュラースープ、辛さ2
- 侍.まつり(3種)、ココナッツスープ、辛さ3
侍.まつりでは日替わり24種類の具から3つ選ぶのですが、メニューボードが店内にしかないので、店内へ店員さんと一緒に確認。
まーねー、迷いますよ。
チキンだって「パリパリ」or「やわらか」が選べるし、野菜も苦手なものがあれば好みのものに変更可能。
これにトッピングも16種類から追加オーダーできるので、一体何通りになるんでしょうね。
これだけの選択肢があるカレー屋さんって、そうそうないです。
で、最初に運ばれてきたのが
チキンと一日分の野菜20種、レギュラースープ。
写真だとチキンがレンコンに隠れてしまっていますが、大きな骨付きチキン(パリパリをチョイス)も入っとります。
20種類だと分かっていましたが、目の当たりにすると実に具沢山!!
大きい具がゴロゴロというよりは、食べやすい大きさにカットされたものがいっぱいといった感じ。
4辛のカレーをひと口すすってみると
辛さのなかにも野菜の甘さと旨みがしっかりあり美味しっ!
どの野菜も丁寧に下ごしらえしてくれていて、どれも美味しいですね。
なかでも器からはみ出しちゃってるゴボウがいい!味が濃いです。
そして、お豆はなんと大豆でした。
レンズ豆やひよこ豆などはパッサパサしていて苦手なんですが、大豆のプリプリ、コリコリした食感がとっても楽しい。
ライスはスープカレーと一緒に食べるよう少しかために炊かれているので
カレーをバシャバシャかけていただいちゃいましょう。
納豆好きにはたまらない一品がひき肉温玉納豆と野菜。
野菜は13種類ほど入っていて、20種類のものと比べても野菜の豊富さは見劣りしません。
今回は揚げモチと温泉たまごをトッピング。トッピングはご飯に乗せるかカレーに乗せるかが決められます。
カレーと納豆意外に合うんですね。
辛さは2ですが、最近辛いものへの執着がなくなってきた自分としては丁度いい感じです。
角煮好きなら見逃せないのが豚角煮と野菜。
角煮は脂が落とされてしまっていて、脂の甘味LOVEな自分にとっては今回最も残念な具となりました。
スープの種類を「マイルド」としていたため、豆乳が加えられたカレーはとってもクリーミー。
辛さを4以上にしてスープ種類をマイルドにしてみると、いい感じになりそうな予感。
最後が「侍.まつり 3種」。
具として、豚角煮、フライドフィッシュ、温泉たまごを選んでみました。
スープの種類を「ココナッツ」にしたので、アジアンカレーっぽくて美味し!
辛さ4以上にした方がよりタイカレーのような雰囲気になるんじゃないでしょうか。
さすが北海道の小さなお店から東京進出してきただけのことはあり
雰囲気もいいし、カレーも野菜も美味しいし、なんたって自分のカレーを見つける楽しみがあり
これはもう再訪確定です。
最後に
野菜が見た目以上にたっぷりなので
少食の方はライス少な目、もしくは無しをお薦めします。
PHAKCHI FUN 吉祥寺店
コリアンダーとか香菜(シャンツァイ)などと呼ばれていた時期はかなりマイナーな食材でしたよね。
それが今や、このパクチーをこよなく愛する人々が急増してます。
ひとクセもふたクセもあるからこそ、好きになり始めたら止まらない、それがパクチーの魅力なんでしょうね。
うちのかみさんもパクチー信者のおひとり。
吉祥寺にもパクチーを中心に扱うお店が増えてきて、とうとう専門店が出きちゃいました。
場所はパルコの向かいというか写真館らかんの地下、「カレーは飲み物」の跡地。
いつの間にか「カレーは飲み物」なくなっちゃって・・・結構好きだったんですが、居抜きでパクチー屋さんに。
2人席に通され、
メニューを見ると「パクチー火鍋」がお薦めのようです。
激辛と白湯のダブルスープにパクチーたっぷりの特製ダレを絡めていただくようです。
今日は暑かったので、ちょいと火鍋はスルーして、パクチー料理をいくつか注文することに。
まずは乾杯!
かみさんはビール。
自分はジンジャーミントパクティーなる不思議なネーミングのものを。
メイソンジャーポットに入って運ばれてきました。
ジュースのようなものを予想していたのですが、どうやらアイスティーのようです。
ジンジャー感は薄く、パクチーらしきテイストのお茶でござい。
あと味スッキリして飲みやすいですね。
満席に近かったためか、
かなり待たされて運ばれてきたのが定番の生春巻き!
ちょいと暗い店内だったためか、写真の色味で青紫系が強く出てしまっていますがご愛嬌。
さて、一口食べて・・・
かみさんと目を合わせ、お互い苦笑い。どうやら同じ意見の模様。
なんでしょう、フレッシュ感が全く感じられません。
そして何より、パクチーってこんな味だっけ?もっと強烈な芳香をおくれっ!
パクチーサラダも一口食べて・・・
アジアンテイストを期待していたので、ごま油を主体とした味付けに、マズイ訳じゃないけどちょっぴり残念な気持ち。
パクチー = ベトナム = ナンプラー
というような勝手な連想をしている自分がいることに気付きました。
自分らが求めている方向性とは違うテイストに何やらモヤモヤした気持ちのまま、ご飯ものが運ばれてきます。
これ、
「パクチー焼きそば」という名称だったのですが・・・
写真をみて、どの辺がパクチーなのか想像できる方はいらっしゃいますか?
見た目も、味も一体どの辺がパクチーなんだー!と思わず叫んで(心の中で)しまいました。
目玉焼きを乗せた焼きそばやんけ~!
もしかしたら、パクチー入れ忘れたんじゃなかろうか。そんな疑問が脳裏をかすめます。
でも、
食べ終わってから気付いたのですが、テーブル横の棚の上に、ベトナム料理屋さんでよく見かける4つほどの小さな調味料入れが置いてありました。
あ、もしかして自分好みのテイストにしてね、というコンセプトなのかも知れません。
最後に運ばれてきたのが「海南チキンライス」。
こちらは、焼きそばと違い、一緒に3つほど調味料というか薬味が運ばれてきました。
3つとも味見してみると、
やはり期待していたようなアジアンテイストではありませんでした。
ご飯はボソボソで自分の好みではありませんでしたが、チキンは柔らかく美味しい!!
何かスープと一緒にいただくと、より美味しくなるんじゃないかと。
こちらのお店は
パクチー食べたいけど、アジアンテイストは苦手なんだよね~という方にはお薦め。
逆にアジアLOVEな方々には辛さも合わせて物足りなく感じることでしょう。