だしの名残り おふくわけ

だしの名残り おふくわけ

33%

駅から徒歩

10 min

丁寧に拵えられた煮魚定食

三鷹通り(西久保中央通り)沿い JR三鷹駅北口

良く行くカフェの店主から紹介されたお店。
ということで、今回は吉祥寺ではなくお隣三鷹駅からの方が近いこちらのお店にやってきました。
住所を確認すると武蔵野市・・・
ほんと三鷹市と武蔵野市の境は複雑です。

「味わいの蔵 花藤」というご夫婦で営まれている割烹(おまかせ日本料理)の支店という位置づけです。
ご子息が始めた定食屋さんだそうで。
ここ朝・昼・晩と営業してるんですよ!
利用者にとっては嬉しい限りですが、いつ寝ているのだろうとちょっぴり心配してしまいます。

おふくわけ_外観

今回訪れたのはお昼時。
三鷹からテクテクと10分ほど歩いたところに緑を基調とした2階建てを発見。
どれどれ、どんなメニューがあるのかな?
なんて店先でランチメニューを見ていると、自分の隣に赤と白のシマシマが

あっ!楳図せんせぇ~!

こ、こんなところまでお散歩されているのね・・・
お元気そうでなによりです。
一緒になってメニューを覗き込み、一緒に入店・・・と思いきや、入ったのは自分だけ。ちょっぴり残念。

カウンタに座り、煮魚定食を注文。
カキフライも魅力的だったのですが、今日の魚は「黒ソイ」だと伺って迷わずお魚に。
あまり食べたことがない食材に惹かれてしまうんですよね。

それにしてもカウンタの奥行きが狭い。
テーブル席とカウンタ席の間も狭く、かなり窮屈な感じ。2階には座敷があるようですが、そちらはどんな感じなのでしょう。
カウンタの奥では、これぞ料理人!という出で立ちの方がアジを捌いています。
流れてくるFMラジオに耳を傾けていると

お待ちどうさま

と、若い店主が御膳を運んできてくれたのがこの黒ソイです。

おふくわけ_黒ソイ

とても淡白な白身です。
味付けも魚の風味を殺さないよう上品でさっぱりとしています。
実は甘辛く煮詰めた煮魚の方が好みなのですが、大変美味しくいただけました。
添えられているゴボウも美味しい。

おふくわけ_煮魚定食2

ご飯は新生姜の炊き込みごはん。
ふっくらと炊きあがっていてとっても美味しい!
お味噌汁も、そして小鉢も丁寧に下ごしらえしているんだなぁ~というのがグルメじゃない自分にもハッキリと分かるほど。
これだけものが1000円未満で食べれるなんて。
ここは通いたくなるお店ですね。近くに住んでいる方やお勤めされている方が羨ましいです。

 


おふくわけ定食・食堂 / 三鷹駅

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