TONY’s PIZZA
今月2度目の老舗レビュー。
こちらは1968年に代々木にオープン、
吉祥寺に移って30年以上になる老舗ピザ屋さん。
昨今イタリアンピッツァが流行るなか、ニューヨークスタイルを貫いております。
店内入るとほぼ満席。
さすがに人気がありますね。
かろうじて入口間際の席が空いていたので着席。
この席、ちょいと狭くてあれですが、店主がピザを作る工程をずっと眺めていられるので嬉しいっす。
早速注文。
ランチは過ぎてしまったのでスペシャルミックスとシーフード(どちらも950円)を。
飲み物はビールとビワミンという聞いたことのないものをチョイス。
すぐに飲み物が運ばれてきました。
ビワミン・・・
おぉ!すっぺ~っす。
メニューの説明を読むと、熊本産のビワの葉と酢のジュースだそうで。
なかなか好きな味です。
この辺で店内を見渡してみましょう。
もうね、ゴチャ~と小物で溢れかえっています。
自分たちが着いた席も、3分の1はクリスマスツリーのようなものが占めてます。
そこには、おそらくお客さんが勝手に飾り付けたのであろうオーナメントで一杯。
いろんなキャラクター、マスコット、人形のようなオブジェのような・・・とにかく一杯!
客層は老若男女、ご家族連れと全世代に愛されているようです。
ピザを焼いているのは店主ひとり。
注文受けると自家製生地をこね直し、トッピングをし、チーズたっぷりかけてオーブンへ。
トッピングやチーズ乗せがとっても丁寧、神経質なほど丁寧、歯がゆいほど丁寧!いじらしいほど丁寧!!
で、
驚いたのは、その大きさ・・・
直径30cm以上はありそうです。
2つも注文してしまったけど、あのサイズを2つも食べ切れる自信は皆無。
しかも、トッピングが見えなくなるほどチーズをばっさばっさと振りかけてます。
そのチーズは3種類。
- オランダ産のエダムチーズ
- デンマーク産のマリボチーズ
- ドイツ産のモッツァレラチーズ
おそるべしニューヨークスタイル・・・
「焼きあがるよ~!」
店主の一声にスタッフがトレーを持って馳せ参じ、いよいよ我々の席へと着皿!
安堵の表情を浮かべる妻と私。
そう、
一人前は4分の1カットなのでした。
一回の焼き上げで4人分できるみたいです。
異なる種類の注文であれば、トッピングを分けて焼いているみたい。
トッピングに時間がかかる理由はこれなのですね。
一口食べて
濃厚なチーズがうんまい!
と感じたのはホントに最初だけ・・・
自分には重すぎます。チーズたっぷりすぎます。違う味が欲しい~。
おじいちゃん、おばあちゃん結構いるけど、みんなこれを完食できるのでしょうか?もたれないのでしょうか?
お年寄りより軟弱な内蔵なのだと思い知らされました。
ピザを食べ打ちひしがれて店のあと・・・
おそまつ
日本酒庵 吟の杜
2015年9月 再訪
カミさん連れてカニ鯛膳食べに来よう!
と思いつつ1年以上もご無沙汰・・・
BGMは80年代のポップス。当時流行ったベストヒットUSAみたいで懐かしい。
メニューは1年前と変わらず。良かったぁ~。
もちろん↓これを注文。
- カニ鯛膳
- 二味鯛膳
今回は日本酒も少しだけ。
お酒に弱い者としては半合で頼めるというのは本当に嬉しい。
鯛焦がし醤油丼、相変わらず美味しい!
半熟の黄身と醤油と焦がし鯛の相性バッチリ。
鯛茶漬けはお茶じゃなくて胡麻汁となっていた。
う~ん、こちらは味が濃すぎて、ちょっと苦手。
もう少しあっさりと食べたいなぁ。
カニ茶漬けは
サッパリといただけて満足。
たくわんの燻製(これ何て言うんだっけ、いぶりがっこだっけ?)をポリポリしながらサラサラ~っと掻っ込めば幸せの到来。
ごちそうさまでした!
2014/4/13 訪問
てっきりチェーン店だとばかり思っていたけど、なんと個人で頑張っているお店だった。
さらに名前から察するに夜だけの営業なのかと思っていたけど、ランチもやっていたなんて・・・
さっそくおじゃま!
店内は靴を脱いであがります。
下駄箱が用意されていて、お店の方が下足番してくれます。
こーゆーのステキ。
ランチメニューは
- カニ鯛膳
- 二味鯛膳
- 鯛焦がし醤油丼
- 海鮮丼
- イタリアン定食
鯛膳には鯛丼と茶漬けの2種類のご飯ものが付いてきます。
カニみそ茶漬け、鯛茶漬け・・・
さてどっちを頼もうかかなり悩んで「鯛茶漬け」をチョイス。
店内は落ち着いた雰囲気。
BGMには80~90年代のJ-POPが流れています。なんだか懐かしい。
休日の13時、自分ともう一組のみ。
のびのびです。
さっそくいただきまっす!
鯛焦がし醤油丼と書いてあったので焦がし醤油なのかと思ったら、炙った鯛に半熟の黄身に醤油を垂らしたものでした。
卵かけご飯好きな人には堪らない一品だと思います。
ご飯やわらかめで熱すぎず、自分の理想にかなり近くて好き!
あっという間に完食。
お茶漬けは、まあ普通。
サラサラ~とこれまたすぐ完食。
これで900円。うれしいです。
また来ます。今度はカミさん連れて・・・カニみそ茶漬け食べよ。
くぐつ草
知らない人はいないだろうと思うほど有名なお店。
今更レビューなんて・・・という気持ちもないわけじゃないけど
やっぱり
オープンしては消えていくことが多い吉祥寺のしかも商店街の一角で35年以上も続けられているお店を自慢というか紹介したい・・・
ここは流行りなんて関係ない。
人形劇団が若い団員のバイト先にと始めたのがキッカケの喫茶店。
まだ吉祥寺に住んでいなかった頃に初めて来て吉祥寺というのは、なんとオサレなお店が多いことか!なんて思ってた。
実際住んでみると、自分好みの雰囲気のあるお店なんて数えるほどしかないことに気づかされるのだけど・・・(⌒-⌒; )
商店街の喧騒から逃れるように階段を下り、鉄の重たい扉を開けると静かな穴ぐらのような空間が広がっている。
ごつごつとした土壁、暗めの照明、そして奥には扉が開かれ光が差し込んでいる。
まるで外界に通じているのではないかと錯覚してしまう・・・
ほとんどの人がとりあえずカレーを頼む。
特にどうというほどでもないのだが、このカレーのあとに飲むストロングの珈琲が美味しいのだ。
豆を2年以上自然乾燥&熟成させたものをネルドリップ。
酸味がなく落ち着いていてシットリとした苦味が楽しめる。
最近流行っているフレッシュで酸味のあるコーヒーは置いていない。
ここは流行りなんて関係ないのだ。
メニューに
「パンプディング」なるものがあったので注文してみた。
これ、みんなどう読むのだろう?
自分は「パンプキン+プディング」のようなものと勝手に解釈していたが、運ばれてきたものを見て自分の愚かさにすぐ気づいた。
「パン+プディング」
文字通り、当たり前じゃない、とカミさんは笑う。
フレンチトースト的なものはあまり好きじゃないので半分食べるのを手伝ってもらった。
そんな失敗を何度しても、やっぱり知らないメニューを見ると頼んでしまう。
そして絶対失敗するなと分かっていても牽制せず、笑って見守ってくれる妻に感謝。
田舎
井の頭通りと成蹊通りの交差点近く
古民家の門をくぐると、もうそこは別世界。
昭和を過ごした方なら、ああ懐かしや・・・と声がもれてしまうだろう。
井の頭通り沿いからは庭がうかがえる。
少しのぞいてみると・・・
なんだかバーのようなものが。
少しワクワクしてきた、さっそく正面入り口に向かってみよう。
格調高い料亭のようなところではなく
気軽におばあちゃん家や実家へ帰ってきた気分を味わえる。
雨けぶる週末のお昼。
客足も引いているだろうとの思惑とは裏腹に団体の予約が入っていたようで
庭を眺める部屋には通されず小さな個室へと。ちょっぴり残念・・・
そして聞こえてくるのはイーグルスやエリッククラプトン、ビートルズ・・・
あえて和じゃない曲をかけているのか、客層を見て選曲しているのかは謎。
ランチコースは
2500円/3500円/5000円となっていて、なかなかいいお値段。
2500円の田舎御膳をいただくことに。
献立を見ると、お豆腐に力を入れているみたい。
↓こんな感じ。
- ひとくち三品 春菊の白和え金山寺みそ/豆乳/山葵チーズ豆腐
- 自家製豆腐
- 本日のサラダ 桜エビのサラダ
- 銀鱈の西京焼き
- ズッキーニの味噌田楽
- お造り4種 マグロ/カンパチ/サーモン/帆立
- 豆乳コロッケ
- ごはん、お味噌、お漬け物
- デザート 豆乳のパンナコッタ
- 珈琲or紅茶
西京焼きは脂が乗ってご飯が進んじゃって困るやつ!
淡白なのもいいけど、やっぱりこーいうのが好きなんだよなぁ~。皮まで美味しい。
何気に一番美味しかったのは豆乳コロッケ!
揚げ出し豆腐とクリームコロッケのイイとこ取り。
ほんとにこれ豆乳なの?と思うほどドッシリしてて美味しい。
今日はお客さんが一杯で店員さんがテンテコ舞いなのか
こちらの食べるペースより運ばれてくる方が早くて、あおられながら一気に食べ切ったって感じ。
もうちっとノンビリ食べたかったかな。
デザートを食べていると
奥の広間から「ハッピーバースデー」の合唱が始まった。
ありがとうよと嬉しそうな声。
はやくプレゼントを開けてと急かす孫たちの声。
そしてみんなの笑い声。
おばあちゃん、お誕生日おめでとう。
2015年8月の情報
2015年8月の店舗OPEN/CLOSE情報です。
■2015年8月
スイーツカフェ併設 本格フランス菓子店 『 パティスリー吉祥寺 』
ロフト前に 10月オープン予定 (サンロード「バウム吉祥寺」系列店)
ハンバーグレストラン 『 ごちそうハンバーグ 一肉十菜 』
吉祥寺店 コピスB1F 10/1オープン予定
10種の惣菜サラダバー 等 (自然派バイキング「わらべ」系列店)
第4回 「 井の頭公園検定(いのけん)」
申込:9/18〜10/31
試験日:12/13 (3級・2級・1級)
ワッフル専門店「mama’s waffle」
ハモニカ横丁の入り口に9/5(土)オープン
カレルチャペック紅茶店 新しいコンセプトショップ
紅茶好きの為の魅力的な図書館のように…
” KAREL TEA LIBRARY ” 吉祥寺本店 8/30グランドオープン
中道通り脇道(一圓 右折、まめ蔵 斜め前)
カレルチャペック紅茶店 「 閉店のお知らせ 」
8/23 吉祥寺ライヴス店
8/1 スウィーツティールーム
Momo 吉祥寺店 「 閉店のお知らせ」 8/16まで
サンロード
から揚げ と ハイボール のお店 『 トリハイゴールド 吉祥寺店 』 8/8オープン
井の頭通り・パークロード
「Blackwell Coffee 吉祥寺」7/29(水)オープン予定。
”スペシャル焙煎コーヒー豆&ハンドドリップコーヒー
吉祥寺本町3-3-10
赤肉美酒 寿香苑AKATSUKI 7/27 オープン。
寿香苑 あまつぼの2号店。
吉祥寺本町1-30-16 加藤ビルB1
いちじく
アジア料理が好きっ!
海外旅行もアジアばっかり。このサイトの名前もインドネシア語をモジッたものですし(⌒-⌒; )
吉祥寺にはアジア料理のお店多いけど、なんだか似たりよったり。
で、こちらのお店、めずらしく南インド料理を提供してくれんです。
たしかこの場所は、以前Kiri Paniというスリランカ料理のお店だったかと思います。
実はこちらのお店は夜散歩していて見つけたのですが、その時は店名からケーキ屋さんだと勘違いしてました・・・(*´∀`)
週末のお昼12時。既に先客が・・・
狙っていた明るい窓際に着席できず、ちょい残念。
そう、こちらのお店は奥に行くほど薄暗い。カウンタ席はかなり暗かったりします・・・
驚いたのが、店主が日本人だったこと。
(インド人の方が切り盛りしていると勝手に思い込んでただけなんですけどね)
しかも、どー見てもインド料理とか興味無さそうな風体なのですよ。
ところがどっこい
かなりのこだわりをお持ちなことが、言葉や品書きの端々に現れています。
まだビリヤニは乞うご期待だそうで、選択の余地なくミールスを頂くことに。
ちょいとここで、ミールスのご説明。
本場では、バナナの皮の上にカレーやご飯、惣菜、ヨーグルトなどを盛ってもらい、それを右手でお好みに混ぜ混ぜしていただくスタイルの定食というかランチのことです。
少し観光地になると、銀色の小さなカトリに様々なカレー類やつけ合わせを入れてお盆に乗って運ばれてきて、スプーンやフォークでいただきます。
さてこちらのお店では・・・
ジャーン!全部で14品。豪華!
お皿はバナナの皮っぽい柄。
あんまりオシャレじゃないけど、いーのいーの。その気持ちが伝わればいーのです。
それぞれの料理については、読むより見た方が早い!
この説明も、ビジネス文書みたいで気に入った( ´艸`)
律儀に一人一人に手渡している店主の姿がかわいい。
でですね、
こちらの ご飯が本場みたいでビックリなんです!
インディカ米を使うお店は数多あれど、ここまで長いのは滅多に日本で食べられませんよ。ほんと・・・
いわゆる「バスマティ・ライス」っちゅうやつで現地では高級米と称されるものなんです。
この独特の香りがインド料理好きにはたまらんのっす。(苦手な人も多いけど・・・)
インディカ米のパッサパサご飯には、ラッサムのようなスープと混ぜ混ぜして食べるのがGoooood!
カレーが辛いなぁ~と思ったら、ヨーグルトを混ぜ混ぜしてみましょう。
せんべいみたいなやつは、パリパリと口直しに食べてもいいし、砕いてご飯のふりかけにしちゃってもOK。
アジア料理が恋しい方、
ぜひ一度は来店してみてください。雰囲気を楽しみたい方にはちょいと期待外れなのでご注意を。